クロスサイトスクリプティング(XSS) について

2003.8.22, kit


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 クロスサイトスクリプティング(XSS) についても、 Cookie の時と同様に IPAMETI から勧告がありましたが、どれくらい起こりやすいんでしょうかね??

 まぁ、勧告があったので、 現地調査の段取り に入れてますが、審査では時間もないので、 ウェブで個人情報をやりとりしている事業者には、 「どういうものか知ってますか?」 ぐらいのヒアリングしかしてませんでした。
※話をすれば、相手の力量とか情報収集力とか分かるんで。。


 XSS については、 IPA のサイト に図付きの詳しい解説がありますが、

  • 悪意のある人がニセサイト(誘導ページ)を作る
  • ニセの通知メールや何かでこのサイトにアクセスさせる
  • リンクなどで、ターゲットのサイトにアクセスさせる
と、かなり手が込んでいて、 個人的には、条件に合う確率が低いようにも思えます(現在の僕の視点では)。 ニセサイト(誘導ページ)については、 ニセ PayPal などのニュースとかとかありましたが、 どちらかと言うと、 ソシアルエンジニアリング 的な話のウェイトが高いかもしれません。

 ただ、漏えいなどの被害を受ける可能性としては、 まったくゼロではないのと、 対処法が簡単なので、フォーム入力をしていて、確認画面とかで、 入力データを表示させるページがある場合には コードを見直すべきでしょう。 以前、掲示板とかでは、 変な画像データのタグを貼られるとかのいたずらとかあったので、 サニタイジングの手法は確立されているかと思います。 PHP だと「htmlspecialchars」コマンドひとつで サニタイジング ができますので、 余白のスペースの削除や改行コードを「<BR>」に変えるなどと同じように、 データの トリミング の一部として行うべき事項でしょう。


 また、ウェブサイトで個人情報を扱ってない場合でも、 セキュリティ的には、

  • 踏み台として第三者に迷惑をかける
  • 重箱の隅を突付かれて、ニュースネタになる(社名を公表されてしまう)
などの懸念事項があるでしょう。 技術的なセキュリティの不具合・被害だけでなく、 風評被害的な対策もセキュリティ対策の一部として 対処していくことが必要なのかもしれません。


 ここ数年、 郊外での ATM機(自動現金支払機)がショベルカーなどの重機で壊され、 ATM 機ごと持ち去られるという事件が多く出てきてます。 最初設置した時は、「まさか機械丸ごと持って行くことはないだろう」 ということかもしれませんが、 ものすごい発想をし、実行する人たちも世の中にはいるのです。 将来のリスク回避という視点でも、 定期的に技術動向の収集を行い、早めに情報をキャッチし、 初期の設計に照らし合わせ、問題点を見つけ出し、 対処していくことが必要かと思います。


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Last modified: Mon Nov 03 23:04 JST 2003
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